吉田レディースクリニック 吉田 仁秋先生

2010年3月 3日

【セカンドオピニオン】~体外受精の成功率~

クロミッド周期にて妊娠する方は大体6周期までで妊娠に至ります。
不妊専門のクリニックで1年間の通院とAIHを5回受けておられますので、次のステップアップはおっしゃるように腹腔鏡検査(ラパロ)か体外受精(IVF)となります。

ラパロでは子宮卵管造影(HSG)が正常でも卵子のピックアップ障害や子宮内膜症などの異常所見が約60%と言われており、卵管の状態を的確に診断可能です。
但しラパロは全額保険診療ですが全身麻酔をかけ、入院施設が必要であり身体的に多少負担がかかります。

次いでIVFについてですが、健康なカップルが自然妊娠する確立は約30%ですので20代後半で44%という数字は良い方だと考えます。
更に現在は移植胚数を1個に限定されておりますので移植胚数が限られているにもかかわらず、他と比べて妥当な数字でではないでしょうか。

又IVFの場合高い妊娠率ですが、1回の採卵で凍結受精卵を保存可能であれば1度目が仮に失敗に終わっても次回からは凍結受精卵を外来で簡単に移植可能で、これも補助金の対象となりご検討頂ければと思います。

IVFの場合おっしゃるように全額私費で経済的負担が大変ですが、年間30万円の補助金制度も活用できますので、主治医の先生とよくご相談なさる事お勧め致します



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2009年8月27日

【セカンドオピニオン】 ~卵管造影検査~

子宮卵管造影の信頼度についてですが、これはあくまでも造影剤による間接的な検査になりますが、卵管の通過性については判断できますが、実際の卵管の癒着や卵管の外側の情報は分かりません。
その場合腹腔鏡検査が必要となります。

 精子の検査の結果ですが運動率や正常形態精子が低いので顕微授精をお勧めします。
更にSMIというのは精子が透明帯を通過し、卵子の中に入って受精する力があるかどうかを判断する数値であり、80以上を正常としています。このため今回はこの数字が57と低いので数値上は通常の体外受精ではなく、顕微授精を必要とします。

但し、精液検査もその時のご主人の体調にも影響され易いので確認の意味でもう1度精液検査をする事をお勧めします。



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