■ さい帯血バンクの成り立ち
各地から雪の便りが聞かれるようになりました。
寒いですね~。モモです。
さて、前回は、公的バンクと民間バンクの違いについてお話しました。
今回は、さい帯血バンクの成り立ちについてお話しようと思います。
白血病など血液の病気の治療は、従来「骨髄移植」が主流でした。
私たちの血液には、数万通りの白血球の型があり、
型が適合するドナーがみつからないと、移植を受けることはできません。
新しい治療法である「さい帯血移植」には、
白血球の型が完全一致でなくても移植が可能というメリットがあります。
世界初のさい帯血移植は、今から20年前、フランスの兄妹の間で行われました。
兄弟・姉妹間では、白血球の型が適合する確率は4分の1と高くなります。
そこで、ドナーが現れないと死を待つしかないわが子を救うため、
ドナーとして、弟妹の妊娠を試みる両親が現れたそうです。
倫理的にはとても問題のある手段だと思いますが、
「もし、自分の子供が同じ立場だったら・・・」
祈ることしかできない両親の気持ちを考えると、モモは胸が痛みます。
妊娠~出産は、母親の年齢が限られてきますし、一定の時間も必要です。
そのため、寄付による支え合いによって病気の命を救おうと、
1992年、世界初のさい帯血バンクがアメリカで設立されたそうです。
日本初のさい帯血バンクは1995年に設立されました。
現在、寄付されたさい帯血を保存する公的バンクは、国内に11あります。
日本で初めてさい帯血移植が行われたのは1994年。
まだ10年あまりしかたっていません。
日本での民間バンクの歴史はさらに新しく、
赤ちゃんのために個人保管する企業が現れたのは、1999年頃です。
現在、日本には民間バンクが4社あります。
シービーシーは、その中でも最も新しい保管バンクとして、
最新の医療装置を導入し、保存の品質をより高めることに力を入れています。
民間バンクは、現在、世界に100社以上あり、
アメリカや韓国では、民間バンクでの保管が一般化しているそうです。
日本でも、個人保管を希望するご家族は年々増えています。
医療は、日々、進歩しています。
将来、さらに多くの方が病気を克服できるようになるといいですね・・。
では、また!







