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■ 公的バンクと民間バンク ~その役割~

こんにちは!モモです。
今月は、さい帯血バンクについてお話していきます。

へその緒の中のさい帯血は、出産の時しかとることができないため、
利用されるまでの間、さい帯血バンクで冷凍保存されます。

さい帯血バンクは2種類。公的バンクと民間バンクがあります。

公的という響きの方がなんとなく安心・・と思う方がいるかもしれませんが、
「公的」と「民間」では、そもそも役割が異なります。

公的バンクは、移植を希望する第3者へ提供することを目的に、
善意で寄付されたさい帯血を保存している公共事業です。

一方、民間バンクは、赤ちゃん自身やそのご家族が利用できるよう、
将来の備えとして、個々の赤ちゃんのさい帯血を有料で個人保管しています。

ですから、公的バンクに個人のさい帯血を預けることはできませんし、
民間バンクにさい帯血の寄付をすることもできません。

公的バンクへの寄付は無償で行われます。
寄付をするのに費用はかかりませんが、さい帯血の所有権を放棄することになり、
自分のさい帯血を自分で利用することはできなくなります。

さい帯血の検査や保存にはコストがかかるので、
税金で運営される公的バンクでは、
寄付されたさい帯血すべてを保存することはできません。
利用頻度が高いと考えられるさい帯血だけが保存され、
残りのさい帯血は破棄されたり、再生医療の研究に利用されるそうです。

モモは、多くの善意に支えられた公的バンクの役割はとても尊いものと思います。

ところで、さい帯血移植を受けるには、
拒絶反応を避けるため、白血球の型が適合しなくてはなりません。

白血球の型は、血縁者間だと適合率が高くなります。

赤ちゃん自身や兄弟など肉親の移植機会を広げること、
それが、個人でさい帯血を保管する大きなメリットです。

さい帯血は、将来、再生医療への利用も期待されています。
自分の細胞を利用した再生医療を受ける可能性につながることも、
個人保管のメリットといえるでしょう。

もちろん、さい帯血を利用した治療の必要なんてなく、
赤ちゃんが健康に育ってくれることが一番・・とモモは思います。

さて、次回は、さい帯血バンクの体制について話を進めます。
何かご質問があれば、モモまでお寄せください。

では、また!

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