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2008年01月30日

■ いつでもどこでもとれる?~さい帯血~

こんにちは!モモです。

今回は、「さい帯血は、いつでもどこでもとれるの?」
・・というご質問について。

さい帯血バンクには、
公的バンクと民間バンクがあることを以前お話しました。

公的と民間では、体制も少し異なります。

まず、「いつでもとれるの?」という点から・・。

公的バンクでは、
バンクが休日の場合、さい帯血保存に向けた作業もお休みとなるので、
バンクにより対応できない日や時間帯があります。
週末、祝日やその前日、年末年始など、
出産日によっては、対応できない場合があるようです。

民間バンクの場合、
基本的にいつでも出産に対応します。

シービーシーでは、365日24時間体制で出産に対応しています。
夜中に、「○○さんが産まれそう!」・・なんてことはザラで、
スタッフはなんだか、出産を案じる親戚みたいな感じになってます・・・。


つづいて、「どこでもとれるの?」という点について。

さい帯血をとるということは、「採血」という医療行為にあたり、
医師の協力が不可欠です。

細菌等がさい帯血に混入することのないよう、
厳しい衛生管理下で採血が行われ、
なるべく多くの量のさい帯血をとることも望まれます。

公的バンクの場合、
公的バンクと提携した産科施設で出産する場合のみ、
さい帯血をとることができます。
現在、国内100余りの産科施設が提携先となっています。

民間バンクの場合は、
それぞれの産科施設の判断となります。

妊婦さんがさい帯血をとることを希望した場合、
各バンクが産科施設との調整を進めることになります。

シービーシーでは、
さい帯血をとった経験のない産科施設であっても、
事前にスタッフが出向くなどして、
採取方法を丁寧に指導することで対応しています。

公的バンクであっても民間バンクであっても、
産科施設によっては、
残念ながら、さい帯血をとってもらうことができません。

「さい帯血をとってくれるかどうか・・」
もしかしたら、将来、
産科施設を選ぶポイントのひとつとなる日がくるかもしれませんね・・。

モモの場合、入院中の食事も、産科施設選びのポイントでした。
評判どおり、おいしかったです・・・!

では、また。

2008年01月21日

■ さい帯血バンクの成り立ち

各地から雪の便りが聞かれるようになりました。
寒いですね~。モモです。



さて、前回は、公的バンクと民間バンクの違いについてお話しました。
今回は、さい帯血バンクの成り立ちについてお話しようと思います。


白血病など血液の病気の治療は、従来「骨髄移植」が主流でした。



私たちの血液には、数万通りの白血球の型があり、
型が適合するドナーがみつからないと、移植を受けることはできません。

新しい治療法である「さい帯血移植」には、
白血球の型が完全一致でなくても移植が可能というメリットがあります。



世界初のさい帯血移植は、今から20年前、フランスの兄妹の間で行われました。

兄弟・姉妹間では、白血球の型が適合する確率は4分の1と高くなります。
そこで、ドナーが現れないと死を待つしかないわが子を救うため、
ドナーとして、弟妹の妊娠を試みる両親が現れたそうです。



倫理的にはとても問題のある手段だと思いますが、
「もし、自分の子供が同じ立場だったら・・・」
祈ることしかできない両親の気持ちを考えると、モモは胸が痛みます。



妊娠~出産は、母親の年齢が限られてきますし、一定の時間も必要です。



そのため、寄付による支え合いによって病気の命を救おうと、
1992年、世界初のさい帯血バンクがアメリカで設立されたそうです。



日本初のさい帯血バンクは1995年に設立されました。
現在、寄付されたさい帯血を保存する公的バンクは、国内に11あります。

日本で初めてさい帯血移植が行われたのは1994年。
まだ10年あまりしかたっていません。



日本での民間バンクの歴史はさらに新しく、
赤ちゃんのために個人保管する企業が現れたのは、1999年頃です。



現在、日本には民間バンクが4社あります。
シービーシーは、その中でも最も新しい保管バンクとして、
最新の医療装置を導入し、保存の品質をより高めることに力を入れています。



民間バンクは、現在、世界に100社以上あり、
アメリカや韓国では、民間バンクでの保管が一般化しているそうです。
日本でも、個人保管を希望するご家族は年々増えています。



医療は、日々、進歩しています。
将来、さらに多くの方が病気を克服できるようになるといいですね・・。

では、また!

2008年01月15日

■ 公的バンクと民間バンク ~その役割~

こんにちは!モモです。
今月は、さい帯血バンクについてお話していきます。

へその緒の中のさい帯血は、出産の時しかとることができないため、
利用されるまでの間、さい帯血バンクで冷凍保存されます。

さい帯血バンクは2種類。公的バンクと民間バンクがあります。

公的という響きの方がなんとなく安心・・と思う方がいるかもしれませんが、
「公的」と「民間」では、そもそも役割が異なります。

公的バンクは、移植を希望する第3者へ提供することを目的に、
善意で寄付されたさい帯血を保存している公共事業です。

一方、民間バンクは、赤ちゃん自身やそのご家族が利用できるよう、
将来の備えとして、個々の赤ちゃんのさい帯血を有料で個人保管しています。

ですから、公的バンクに個人のさい帯血を預けることはできませんし、
民間バンクにさい帯血の寄付をすることもできません。

公的バンクへの寄付は無償で行われます。
寄付をするのに費用はかかりませんが、さい帯血の所有権を放棄することになり、
自分のさい帯血を自分で利用することはできなくなります。

さい帯血の検査や保存にはコストがかかるので、
税金で運営される公的バンクでは、
寄付されたさい帯血すべてを保存することはできません。
利用頻度が高いと考えられるさい帯血だけが保存され、
残りのさい帯血は破棄されたり、再生医療の研究に利用されるそうです。

モモは、多くの善意に支えられた公的バンクの役割はとても尊いものと思います。

ところで、さい帯血移植を受けるには、
拒絶反応を避けるため、白血球の型が適合しなくてはなりません。

白血球の型は、血縁者間だと適合率が高くなります。

赤ちゃん自身や兄弟など肉親の移植機会を広げること、
それが、個人でさい帯血を保管する大きなメリットです。

さい帯血は、将来、再生医療への利用も期待されています。
自分の細胞を利用した再生医療を受ける可能性につながることも、
個人保管のメリットといえるでしょう。

もちろん、さい帯血を利用した治療の必要なんてなく、
赤ちゃんが健康に育ってくれることが一番・・とモモは思います。

さて、次回は、さい帯血バンクの体制について話を進めます。
何かご質問があれば、モモまでお寄せください。

では、また!

2008年01月07日

■ 茶の湯を体験

日並びが良く、大型連休が多いといわれたこの年末年始、
皆さん、どのようにお過ごしでしたか?
モモは、元旦、知人からお茶会の招待を受け、
茶の湯にチャレンジしてみました。

抹茶というと、
子供の頃、多大な期待をして初めて飲んだ時のにが~い味が、
そのまま、にが~い思い出となっていて・・。
お作法なんてさっぱりわからないし、
どちらかというと、和菓子より洋菓子党だし・・、
今まで、ずっと敬遠していたのですが、
今回、抹茶をとてもおいしく感じて、自分でもビックリ!

慣れない正座に緊張しましたが、
そんな緊張感も、たまにはいいものですね・・。

お茶室の中はとても静か。庭の水音が聞こえてきます。
ご挨拶のあと、ご亭主が道具を清めます。
道具を扱う所作のひとつひとつが凛として美しく、舞を見るよう。

ご亭主が茶碗に抹茶とお湯を入れ、茶せんでお茶をたてます。
茶せんは、竹でできた、泡だて器のような形の道具。
静寂な空間に、お湯が茶碗につがれる音、
茶せんと茶碗のすれる音が、心地よく響きます。

さて、お茶碗をどう扱っていいのやら・・。
全く初心者のモモにもわかるように手ほどきしていただいたところ、
お茶碗には正面というものがあって、
相手に差し出す時は、茶碗の正面を相手に向ける心づかい。
お茶をいただく時は、正面に口をつけるのを遠慮して、
茶碗を手前に4分の1ほど回すようです。

謎めいて、むずかしく思えた動作も、
心づかいや遠慮の気持ちが込められたものと聞いてちょっと納得。
「何より、お茶を楽しんでください」というお言葉に甘え、
つかの間、風流なひとときを楽しみました。

さて、帰宅すると、余韻にひたるモモを尻目に、
モモの旦那さんは、早速、TVでサッカー観戦。
ひたすらサッカー三昧のお正月に突入するのでした。

皆さんのお正月は、どんなでしたか?
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、来週のさい帯血情報は、公的バンクと民間バンクの違いを予定してます。
こちらも楽しみにして於いてくださいね。









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