ミオ・ファティリティ・クリニック 見尾 保幸先生

2010年3月10日

流産は黄体機能不全が原因?

自然妊娠、流産が2回も成立しており、小生の第一印象としては、ご夫婦にクラミジア感染があるのではないかと思います。

IgG抗体検査が必要です。もし仮に、感染がないのであれば、2回の流産は赤ちゃんの生命力、つまり、短い寿命の命であり、天寿を全うして先に逝ってしまったと考えるべきでしょう。これは、胎盤絨毛の検査を行えば高い確率で見つかったはずです。

従って、生命力豊かな健康な赤ちゃんが宿ってくれれば、必ずその赤ちゃんは立派に育ってくれるはずです。

「黄体機能不全」が流産の原因になるとは到底考えられません。しかし、教科書、マニュアルにはその様な記載がありますので、その様な説明も致し方ないと思いますが。精液検査の結果は今一解釈しづらい点もありますが、自然妊娠が成立している状況でステップアップという発想で人工授精を行うことには小生は賛成しかねます。

人工授精も精子調整液中に細菌が含まれる可能性が十分に考えられ、子宮内感染のリスクも当然考慮すべきです。明らかに精子数が足りないことが原因で、リスクよりもメリットが大きいと判断される場合に限定すべきです。

その場合も、女性の骨盤内精査のために腹腔鏡検査を行い、クラミジア感染や子宮内膜症などによる骨盤内癒着のない状況を確認した上での実施にすべきです。ステップアップの発想ではなく、ご夫婦がお子さんの夢をどのようにお考えになるかで方針が決まっていくべきと思います。

治療手段を問わず、妊娠できることを最優先でお考えなら、何よりも確率の高い、効率的な対応として、体外受精を選択されることも立派な考えですし、そうでないなら、妊娠を妨げる原因がどこにいくつあるのかを、腹腔鏡検査を含めてきちんとした検査を行い、原因に応じた対応が必要です。

心理的に夫婦生活が負担であるなら、なおさら、精神的負担を軽減するためにも、効率的、かつ安全性の高い体外受精を、しかるべき、安心と信頼のおける、質の高い治療の行える施設で進めて行かれるべきではないでしょうか!

きちんとした対応を行えば、これまでも妊娠できているわけですし、妊娠できないはずがありません。
肝心なことは、赤ちゃんの夢の実現のために、「ワクワクドキドキ」しながら、アドレナリンを一杯分泌し、前向きに治療を楽しむことでしょう!なぜって、夢を叶える取り組みですから、楽しいはずです!

ご参考になさって下さい。

セカンドオピニオンの依頼内容はこちらから

セカンドオピニオンを受けたい方はこちらから

2009年9月 7日

【セカンドオピニオン】 ~卵子も育たず高温期も短い~

ご自身の現状についての受け止め方につき、お話しいたします。

FSH基礎値、AMH値、卵胞発育の様子などを判断しますと、ご自身の卵巣内の卵子が極めて少なくなって来ていると思います。

女性は、赤ちゃんとして生まれた時点で、一般的には、およそ100万〜300万程度の卵子が卵巣内に存在します。その卵子は、時間の経過とともに急激に消費、変性しながらその数を減じていきます。卵子が卵巣内になくなれば閉経を迎えますが、その時期は、50歳前後です。
しかし、それはあくまでも一般論です。個人的には、持って生まれる卵子の数は大きく異なり、多い方、少ない方、まちまちで一様では決してありません。卵子の数の少ない方は、その数に応じて、早い方では20歳前後で閉経する方もおられます。

あくまでも個人差!全て個性です。嫌だと言っても、ご自身の卵子の数は変えられないのです。ご自身の卵巣内の卵子は、血液検査、臨床的所見から、その大半がなくなっており、もし仮に、何としてももう一人お子さんを得たいとお考えであれば、わずかに残っているであろう卵子を有効に利用して、妊娠の確率を上げるための最善の取り組みが求められると思います。

毎周期卵胞発育が得られなければ、「残り火がどこかでポット燃え出す」ように、どこかの月経周期に育つはずですので、そのときの卵胞を大事に考えて、また、その卵胞が立ち枯れ状態で発育停止しないように、卵巣刺激を積極的に行いながら、卵胞発育を促し、卵胞が得られた際を見計らって質の高い体外受精を行い、ワンチャンスで妊娠を期待することになります。

つまり、卵巣の状態に応じて、臨機応変に対応し、効率が悪い点は、甘んじて受け止めることです。

これらの一連の変化は、時間経過による変化です。つまり、加齢現象です。今を大切に、後悔のない対応をご夫婦でご相談になり、決定していただきたいと思います。頑張って最善を尽くして頑張っていただければ、十分可能性は残っています。

卵子に出会えるまで待つ根気強さが必要でしょう!

ご参考になさって下さい!


セカンドオピニオンの依頼内容はこちらから


セカンドオピニオンを受けたい方はこちらから
 

2009年9月 3日

診療案内

診療科別の外来診療受付時間と担当医師
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
午前 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~12:00
産科/婦人科 加藤 加藤 加藤 加藤 加藤 加藤
不妊外来 見尾 見尾(井庭) 見尾(井庭) 見尾(予約)(井庭) 見尾(井庭) 見尾(井庭)
女性外来 錦織(予約) 錦織(予約) - - - -
午後 3:00~6:30 4:00~6:30 3:00~6:30 休診 3:00~6:30 休診
産科/婦人科 加藤 加藤 加藤 休診 加藤 休診
不妊外来 見尾 見尾 見尾 見尾
女性外来 錦織(予約) 錦織(予約) - - - -
  • 当院では、最新の情報と技術を治療に反映すべく毎年、各種学会に参加しています。
    また、社会活動なかでの各種講演にも参加しています。
    そのため学会、講演参加期間中に休診となる場合がございます、ご了承ください。
    受付に翌月までの診療予定表を用意しております、またはこちらをご覧ください。

院長プロフィール

dr200411.jpeg

見尾 保幸
  • 昭和49年 鳥取大学医学部卒業
  • 昭和57年 同大学医学部講師昇任。
  • 昭和60年 体外受精に超音波採卵法を日本で初めて実施。
  • 昭和63年 オーストラリア・アデレード大学クィーン・エリザベス病院留学。
  • 平成5年 ミオ・ファティリティ・クリニック開設

アクセス

米子駅から15分:水浜線:車尾(くずも)下車・・・クリニック正面です。
mio_map.gif

飛行機で・・・
東京から75分
名古屋から65分
福岡から60分

米子空港からクリニックまで40分
高速バスで・・・
東京→米子
大阪→米子
岡山→米子
広島→米子

米子駅からはタクシーで10分
米子駅前から水浜線で15分:(車尾=くずも)下車
JRで・・・
岡山から約2時間
新大阪から約2時間45分
福岡から約4時間

車で・・・・
お車でお越しの方は、米子自動車道から山陰道をご利用下さい。
中国縦貫道から、米子道へ入り、終点米子インターまで。米子インターからそのまま山陰道へ松江方面に進み、<米子南インター>で降り、約10分でクリニックです。
建物の目印は赤煉瓦です。赤煉瓦の双子の建物がMFCです。

Archives