2010年9月 8日

多嚢胞性卵巣症候群ですが次回も同じ誘発法でいいのでしょうか?

ジネコフリーマガジン2010秋号

東京都にあるファティリティクリニック東京小田原 靖先生がお答えくださっている記事の続きです。

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多嚢胞性卵巣の排卵誘発について
【ジネコ】
さんさんの場合、ほかに妊娠率を高めていくための方法はありますか?
【小田原先生】
多嚢胞性卵巣症候群の方の場合、途中で成長が止まってしまった卵胞がとどまる傾向がありますから、次に治療するまでの間、できればホルモン補充療法をしてそのような小さな卵胞を抑えていきます。いわゆるカウフマン療法などをされて、少なくとも2ヶ月は卵巣の状態を整えるようにするといいのではないかと思います。

また、多嚢胞性卵巣症候群はインスリンの分泌の異常を起こすことがありますから、もしそういった部分の検査をされていないのであれば、糖の負荷試験などをして、異常があればメルビン(R)などの薬を使っていくようにします。
【ジネコ】
卵子が採れた後は......?
【小田原先生】
次回いい卵子が採れたら受精卵を凍結して、子宮内膜をベストな状態に調整してから戻すことをおすすめいたします。エストロゲンなどの値が高くなる傾向にあると内膜のほうのバランスが崩れますし、もしクロミフェンも併用するような周期であればクロミフェンが内膜に影響することも。

また、アンタゴニスト法で誘発しても卵巣過剰刺激症候群というリスクもゼロではありません。そのようなことを考えると、受精卵を凍結・解凍して戻す、というかたちのほうが妊娠率も上がるのではないかと思います。

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