排卵が確認できず顕微授精の予定が延期。ほかに治療法はありますか?
ジネコフリーマガジン2010秋号
北海道にある神谷レディースクリニックの神谷 博文先生がお答えくださっている記事の続きです。
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精子奇形率について
- 【ジネコ】
- 精子奇形率が高いことも、不妊の原因になりますか?
- 【神谷先生】
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奇形率の高さは受精率に影響しますが、運動率や精子数が十分にあれば、あまり気にしなくてもいいでしょう。通常、精子の100%が正常形態ということはありません。どんな方の精子にも一部が欠けているなどの奇形の精子があります。奇形率が70%を超えるときは、精子奇形症といわれますが、逆に考えれば、奇形率が70%までは問題視されていないということ。奇形の精子は思った以上に多いものなのです。
奇形率よりも重視したいのは、運動率や精子数です。特に高速直進運動率が高いことが妊娠にとって重要です。奇形率が多少高くても、高速直進する精子が多く存在すれば、妊娠は可能となります。奇形率は測定者や施設間、算定方法などによって検査結果が大幅に変わることがあります。一度の検査で奇形率が高いと決めつけず、何度か検査をするといいでしょう。検査の結果、常に奇形率が高くても、質のいい精子をピックアップして顕微授精を行う方法もあります。
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