夫の精子の状態がかなり悪い場合でも、自然妊娠は可能でしょうか?
ジネコフリーマガジン2010秋号
神奈川県にある湘南IVFクリニックの田中 雄大先生がお答えくださっている記事の続きです。
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男性不妊の改善について
- 【ジネコ】
- こちらのクリニックでは男性不妊の場合、漢方薬や禁煙指導もされているんですね。
- 【田中先生】
- 漢方薬は「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」や「八味地黄丸(はちみじおうがん)」などを処方しています。喫煙に関しては、運動率や濃度など、全般的に精液の所見を20%程度下げるといわれています。ですから、精液検査の結果が思わしくなかった方にはまず「ご主人は喫煙されていませんか?」とお聞きしますね。
そのような漢方薬の服用と禁煙で、精液の所見が如実に上がった方がいますよ。もちろん、両方の効果が体によい影響をもたらしたということもありますが、それをきっかけに「体質を改善しよう」という意識が芽生えたことがよかったのだと思いますね。きっと、睡眠をしっかりとる、ストレスを軽減するなど、ほかのことも気をつけるようになったのではないでしょうか。 - 【ジネコ】
- やはり、ストレスは精子にとってよくないのですね。
- 【田中先生】
- そうですね。男性不妊の場合、特にストレスは悪い影響を及ぼしていると思います。ある文献には、明治時代の男性の精子に比べ、現代人の精子の所見は50%くらい低下しているという記述があります。
これは、いかに現代の男性がストレスにさらされているかということを物語っていますよね。そのストレスとは、やはり仕事からくるものが多いと思われますが、かといって仕事を辞めるわけにはいきませんよね。自分でうまく解消する方法を見つけることが大切なのではないかと思います。
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