2009年8月26日

精子の奇形率が98%以上 顕微授精を続けていくしかない?

ジネコフリーマガジン秋号

宮城県にある京野アートクリニック京野 廣一先生がお答えくださっている記事の続きです。

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【ジネコ】
「頭部円形精子症」の対処法について、もう少し詳しく教えてください。
【京野先生】
頭部円形精子症というのは、精子の頭が丸い状態になっているものです。
卵子を活性化する細胞が欠損していることが多いので、顕微授精を行っても受精率が非常に低いんです。

そこで卵子を活性化するために、いくつかの方法が考え出されました。
たとえば顕微授精の際には精子を1個入れますが、そのときに入れて出して......を繰り返す。
そのように刺激することで、卵子の活性化になるという方法です。
【ジネコ】
京野先生のクリニックでの共同研究では、どのような方法にトライされたのでしょうか?
【京野先生】
僕らが行ったのは、顕微授精をした後にカルシウムの入った培養液につけるという方法です。
こうすると卵子が活性化して、よい受精卵ができることがあるんですね。
この方法で実際に頭部円形精子症の方が妊娠された例もありますので、今後期待が持てる治療法だと思います。

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