採卵と卵管水腫手術どちらが先か迷っています
ジネコフリーペーパー夏号
島根県にある内田クリニックの内田昭弘 院長がお答えくださっている記事の続きです。

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- 【ジネコ】
- zumiさんのご相談は、 「胚盤胞の採卵が先か?卵管水腫手術が先か?」ということでしたが、 もう少し詳しく教えてください。
- 【内田先生】
- 妊娠のためには、どちらにウェイトを置くことが先決かということです。
私はまず、よい胚盤胞を採取することが妊娠の可能性には必要だと考えます。
そのためには、患者さんが少しでも若い時期に胚盤胞を採取して保存しておくことです。 よい胚盤胞には確実に母体の年齢が影響してきますから。
そして卵子と受精卵では、受精卵の方が凍結保存の回復率が高く、より妊娠の可能性が高いのです。
また自信を持って、妊娠の可能性のある胚盤胞を培養できる環境を持っているクリニックが必要でしょう。
よい胚盤胞が採卵できれば、凍結保存しておいて、ホルモン剤などを使いながら人工的に着床環境を作っていき、 一定の良好な環境ができたタイミングで、凍結保存していた胚盤胞を戻せばよいのです。
zumiさんの場合、まだ胚盤胞移植をされていないのであれば、今後の胚盤胞培養(移植)により妊娠の可能性も十分に考えられます。
また、毎月卵管水腫の貯留がひどいわけでもないということなので、過去の治療に排卵誘発剤を使用していれば、 その経過でエストロゲン(卵胞ホルモン)が高くなり、骨盤内の環境が普段と違ってきて、より卵管水腫が悪くな り貯留が多くなった可能性も考えられ、手術をしなくても着床環境を整えることもできるかもしれません。
いずれにしても、今の医師を信頼して治療を続けてみてください。
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