一度融解した受精卵を再凍結してもいいの?
ジネコフリーペーパー夏号で、
大阪にある宮崎レディースクリニックの宮崎和典院長がお答えくださっている続きです。
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【ジネコ】
受精卵を凍結しないほうがいい場合もあるのですか?
【宮崎先生】
ある程度の数の受精卵が取れる人なら、余剰胚は凍結するというのが一般的な方法です。
ただ、あまり質のよくない受精卵が1個しか取れていないようなときは例外です。
排卵誘発剤の過剰刺激で卵巣が腫れてしまう卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の場合を除
いては、凍結を勧めませんね。
やはり、もともと妊娠する能力の低い受精卵を凍結保存しても、あまり意味がありませんから。
【ジネコ】
凍結保存するなら、最初からすべて胚盤胞まで育てるのが理想的?
【宮崎先生】
今はそれが主流でしょうね。例えば、受精卵が10個残ったとします。
でも、初期胚を1個ずつ順番に子宮の中へ戻していたら、費用も時間もかかりすぎる。
初期胚から胚盤胞に到達する確率は30~50%ですから、胚盤胞まで育てて戻すというのは、
結果的に10個あった受精卵が、3個や5個に減ってしまったとしても、品質的に優れた受精卵
だけを効率的に戻していることになるのです。
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