2009年5月26日

一度融解した受精卵を再凍結してもいいの?

ジネコフリーペーパー夏号で、

大阪にある宮崎レディースクリニックの宮崎和典院長がお答えくださっている続きです。

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【ジネコ】 

受精卵を凍結しないほうがいい場合もあるのですか?

【宮崎先生】 

ある程度の数の受精卵が取れる人なら、余剰胚は凍結するというのが一般的な方法です。


ただ、あまり質のよくない受精卵が1個しか取れていないようなときは例外です。


排卵誘発剤の過剰刺激で卵巣が腫れてしまう卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の場合を除


いては、凍結を勧めませんね。


やはり、もともと妊娠する能力の低い受精卵を凍結保存しても、あまり意味がありませんから。

【ジネコ】 


凍結保存するなら、最初からすべて胚盤胞まで育てるのが理想的?


【宮崎先生】


今はそれが主流でしょうね。例えば、受精卵が10個残ったとします。


でも、初期胚を1個ずつ順番に子宮の中へ戻していたら、費用も時間もかかりすぎる。


初期胚から胚盤胞に到達する確率は30~50%ですから、胚盤胞まで育てて戻すというのは、


結果的に10個あった受精卵が、3個や5個に減ってしまったとしても、品質的に優れた受精卵


だけを効率的に戻していることになるのです。

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