鍼治療で出血することありますか?
いずみさんから以下のような投稿がありましたので、不妊治療専門 鍼灸たくみ堂の河村 拓躬 先生にお答えいただきました。
体外受精で春頃に凍結卵を戻す予定で、体調を整えるために鍼に1週間に1回ペースで通っています。まだ4回通ったところなのですが、先週も今週も鍼に行った直後から茶色のおりものが出ています。出血と言うほどではなく、おりものがうっすら茶色に色づいている程度です。
時期的には排卵日前ですので、排卵出血がおきやすい時期ですが、排卵出血はいつもは1~2日程度でトイレの時ティッシュに茶色いおりものが少々つく程度です。今回は先週鍼に行ったときからずっと茶色いおりものが出続けていて、下着を汚さないようにおりものシートを使っています。
鍼の影響でしょうか?鍼の先生に聞けたらよかったのですが、若い男の先生で、しかも他の患者さんに話しが丸聞こえなので、聞くことができず帰ってきてしまいました。
- 河村先生:
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ご質問についてお答えいたします。いずみさんのお身体を診ていませんので的確なお答えはできないかも知れませんが考えられることを幾つか述べて見ましょう。
出血と言うことで考えれば、
- 体外受精の準備中との事ですが、薬等を使用していればその影響は無いか。
- 最近検査等を受けていて、その際の影響が出ていないか。
- 子宮の病気(感染症を含む)が無いか。ポリープ等があれば夫婦生活の刺激でも出血したりします。
以上の問題がすべて該当しない事を条件として今回のご質問を更に考えて見ましょう。今までも「排卵期には1~2日茶色いおりものがある。」との事ですが、この様なことが起き易い体質の方は瘀血タイプの方、冷え症タイプの方です。
鍼治療の後に茶色いおりものが続いているそうですが、先週と今週のとは少し内容が違うかもしれません。通常は鍼治療をいたしますと、お身体の自然治癒能力が高まりますので、瘀血(おけつ)タイプの方は身体から瘀血を出そうとする「ちから」が作用します。
「先週の治療後から」とありますが、この時はたぶん生理後と判断されます。生理の残りがほんの僅かですが、排出される事もあります。「今週の治療後から」とあるのは排卵時の出血が早くなったのではないでしょうか。体質が変わっていく時の改善反応として一時的に生理周期が乱れる事も少なくありません。
本来鍼治療はこのような体質を改善するものなので続けたほうが良いと思います。今後、瘀血(おけつ)が取れ、冷え体質が改善され、ホルモンのバランスが整えば排卵時の出血も無くなるはずです。様子をみて今後も続くようでしたらクリニックの先生にご相談されては如何でしょうか。
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不妊治療専門 鍼灸たくみ堂
公式HP ≫ 鍼灸師、不妊カウンセラー:河村拓躬(かわむらたくみ)62歳 昭和57年開業以来婦人科疾患を中心として施術しておりますが、10年前よりは不妊治療専門の鍼灸院として女性スタッフ5人(全員鍼灸師)と共に頑張っております。 鍼治療の施術だけでなく、家庭で行う、温灸や食事療法、運動療法を指導しております。 |
