2010年2月22日

鍼灸は不妊に対してどのような効果があるのでしょうか

jineko_logo.gifりーさんから鍼灸の質問です。
翠明館治療室 の神薗克也先生にお答えいただきました。

鍼灸は不妊に対してどのような効果があるのでしょうか? りーさん / 26歳
鍼灸は不妊に対してどのような効果があるのでしょうか。
通うとしたら週にどのくらいなのですか。
どういったツボを使うのですか。
周期は関連しますか。

神薗先生:
鍼灸が、不妊に対してどのような効果があるかについてですが、
一つは、自律神経系に働きかけてホルモンの分泌を調整する作用、
もう一つは、子宮や卵巣に働きかけて、機能を改善する作用、それから
循環器系に働きかけて、冷えや血液循環を改善する作用があります。

多くの不妊の患者さんが、冷え性に悩んでいますが、冷えによって血液の
循環が悪くなり、子宮や卵巣に十分に栄養が行き渡らず、十分に機能してないのが
現状です。また、ホルモンが上手く循環していかないので、卵胞の育ちが悪く
子宮内膜も厚くなりにくくなってしまってます。

それから、仕事や人間関係などで、強いストレスにさらされて、自律神経が
乱れている方も多くいます。ホルモンの分泌が自律神経によって調整されてますので
自律神経の乱れは、ホルモン分泌の乱れにつながります。それによって
ホルモンバランスを崩して、子宮や卵巣が上手く働かなくなってしまってます。

鍼灸は、血液循環を改善し、自律神経を整えることで、ホルモンバランスを改善し
子宮や卵巣に、十分に栄養とホルモンが行き渡るようにしていきます。そうすることで
子宮内膜が充実し、卵の質も良くなっていきます。

通院の頻度についてですが、当院の場合は、生理周期に合わせて来ていただいています。
低温期、排卵期、高温期と概ね10日間隔での通院になっていります。また、体外受精などの治療をされている方は、その治療のスケジュールに合わせて、その都度、こちらでアドバイスさせていただいています。

治療で使う経穴についてですが、婦人科系でよく使われる経穴を中心に
その人の体質・症状を改善するために効果的な経穴を使います。
基本的には、生殖機能をアップさせる腎兪や関元兪、子宮・卵巣に働きかける関元や中極、水道月経を調整する三陰交などがメインになります。

鍼灸が初めての方は、いろいろと不安なことがたくさんあるかと思います。
聞きたいことや疑問に思ったことは、遠慮なく問い合わせてください。
suimeikan_dr.jpg 翠明館治療室 公式HP
鍼灸師:神薗 克也
鍼灸師・登録販売者 2004年に鍼灸院を開業以来、数多くの不妊症の患者を治療。昨年より、漢方専門薬店を併設し、鍼灸と漢方を併用した治療も行っている。自然豊かな環境で、心と体の調和を第一に考える治療を実践している。
日本鍼灸師会、日本ホリスティック医学協会 日本不妊カウンセリング学会会員。趣味は、易占。