おりものが少ない
arereさんから「おりものが少ない」という投稿がありましたので、漢方家ファインエンドー薬局の遠藤律子先生に漢方の側面からアドバイスをいただきました。
おりものが少ない arereさん/パート/29歳
昨日、卵胞チェックに行ってきました。
「明日、明後日にも排卵しそうなのに、おりものが少ない」から、おりものを出させるような作用がある注射を打ちました。
今朝も、まだ、おりものが少ないです。
少ないというか無い・・・。
精液検査では問題ないのに、フーナーテストで毎度精子の動きが止まっているのは、おりものが少ないのが原因かもしれないとドクターが言ってました。
おりものを増やすのに良い食べ物とかサプリとかありますか?
遠藤先生:
排卵の数日前から透明で滑らかなおりものが増えてきて、その直後に排卵がおこるというスムーズな流れは大切ですね。
当薬局で漢方対策されている方々の中にも、排卵期におりものの感覚がないという方が、しばしばいらっしゃいます。
漢方的に体質を分類すると「肝腎陰虚」型の方が多いようです。
栄養的な潤い分(血も含む)が不足している状態です。
この栄養的潤い分が不足していると卵胞の発育にも悪影響を及ぼすことがあるので、おりものが少ないという方は、特に卵胞期から排卵期の漢方対策をしっかり行うことをお勧めします。
これによってしだいに、おりものだけでなく卵胞や卵子の質もアップしてくるでしょう。
当薬局ではたとえば麦味地黄丸や杞菊地黄丸などを補血剤に組み合わせたりしますが、人それぞれ体調は微妙に異なるので、処方の組み合わせはかなり変わります。安易に自己判断せず、実際に来局され専門家によく相談して、慎重に漢方薬を選んでもらいましょう。
また、排卵期は生理周期のうちで最も変動が激しい時期です。この時に、イライラしたり、おなかの張痛や乳房痛が強かったり、また疲れやすくて頭痛がするなどの症状がある体調では、子宮や卵巣の活動がスムーズに行われにくいことがあるので、これを改善する漢方対策も一緒に行うとよいでしょう。
生理出血後からの大切なこの時期は、精神的にもおだやかに、気分良く過ごし、夜更かしなど消耗の激しいことは避けたいですね。
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漢方家ファインエンドー薬局 公式HP▶ 薬剤師:遠藤 律子 薬剤師・国際中医師の夫、遠藤正彦と千葉県佐倉市で創業以来20年を経て地域の健康相談処となっており、西洋医学的治療法も理解しながら、漢方薬を含めた食事養生、生活養生など総合的に考察し、自然に逆らわない方法で体の回復と体質改善を目指している。日本中医薬研究会会員。 婦人科疾患、不妊症(漢方周期調節法)、皮膚疾患を得意とする。 |