手術以外で多のう胞性卵胞を治療する手段はありますか?
多のう胞性卵巣(以下PCOS)に対する手術療法も選択肢とは思いますが、卵巣表面を焼却することによって卵細胞数を減らしてしまうリスクもあります。
35歳という年齢は卵巣予備能も低下する時期ですので手術については慎重に考える必要があると思います。
文面を拝見しますと、どの程度の投与量、期間でFSHなどの治療を行っているのかわかりませんが、PCOSでは卵巣の反応の閾値が狭いので、ホルモン検査などを注意深く行いながらFSH製剤の治療をもう少しトライする、並行してインスリン抵抗性の検査なども行い、必要があればメトホルミンなどの薬剤を用いる、それで結果が得られなければ体外受精を検討するのがよろしいと思います。
PCOSでは良質の胚が得られないこともありますので、体外受精で胚の状態を確認することができるというメリットもあります。排卵後に腹痛があるということは、卵巣が腫れているためかもしれません。IVFでは採卵周期には移植せずに胚凍結をすることで卵巣過剰刺激のリスクを軽減できるとともに、一回の採卵で凍結胚を複数得られることが期待できます。
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35歳という年齢は卵巣予備能も低下する時期ですので手術につい
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