■ 男性不妊の検査や治療についてどう思いますか?
先週末、とても興味深いニュースを見ました。
『ヒトの皮膚から万能細胞をつくることに成功』
つまり、皮膚細胞から、神経や筋肉などカラダの様々な細胞・組織に育つ
“万能な細胞”をつくることに成功したそうです。
まだ、研究段階ではありますが、この技術が確立されれば
今の医療は革命的に変化すると思います。
例えば、治療法がないと言われていた病気が治療できるようになったり、
自分の臓器を自分で補うことができるようになったり。
元気な卵子や精子を作り出すことができるようになれば、
これまで妊娠・出産が難しいと言われていたご夫婦にも
我が子を授かる可能性が生まれるかもしれません。
倫理的な問題をはらんでいますので、安易な考えは禁物ですが。。。
のっけから、難しいお話になってしまいました。
さて、今日は、旦那様のキモチについて、です。
前回、男性の不妊に対する意識が低いのかなぁなんて話を
聞いてもらったんですが、、、、
逆に、ですね。
不妊の検査や治療に消極的な旦那様の立場にたって
そのキモチをイロイロ考えてみたいと思います。
というのも、先日、精液検査を受けにいかれたお客様と
お話しする機会がありました。
その方も、最初、奥さまに検査をすすめられた時は、
どうしても受ける気になれなくて、仕事を理由に、先延ばしにしていたそうです。
“不妊の検査”を受けることに、抵抗を感じていたのはもちろんですが、
「もし自分に原因があったら・・・」と考えると
検査でハッキリさせるのがこわかったとのこと。。。
男性は、女性に比べると、不妊という問題を
男性の沽券に関わる問題としてとらえる傾向が強いみたいです。
もし、自分に不妊の原因が見つかったら、
男性としての価値が崩れてしまう。
はずかしい、かっこわるい、情けない。。。
そんな状況にはとても耐えられない。
複雑な思いを胸に、その男性はひとり悩んでいたそうです。
結局、悩みに悩んだ末、何もしない今の状態こそが
奥さまにツライ思いをさせていることに気付き、検査を受けにいかれました。
もし、ナベコが、治療を頑張っている女性の立場であれば、
「検査ぐらいいいじゃない!」って思います。
でも、世間において、男性不妊という問題があまり認知されていない今、
男性が不妊の検査を受けたり、治療を受けたりすることは、
肩身の狭い思いをしたり、自分の中の男性不妊に対する偏見と戦ったり、
想像以上に、苦悩を伴うものなのかもしれません。
何よりも、男性の自尊心って、女性が想像する以上に
自己を保つために大切なものなんだそうです。。。
そんな複雑な思いを乗り越えて、不妊の検査や治療に取り組んでいる男性、
それを支えるパートナーの女性には畏敬の念でいっぱいです。
ジネコの皆さんは、男性が不妊の検査や治療を受けることについて
どう思いますか?どんなふうに感じますか?
よろしければ、聞かせてください。

